マウスピース矯正
マウスピース矯正は、お一人おひとりの歯列に合わせて作製するマウスピース型の矯正装置を使った、新しいタイプの矯正治療です。
マウスピース型の装置は、透明でとても薄いため、至近距離で見られない限り、矯正治療中だと気づかれることはほとんどありません。
インビザラインとは
当院では、マウスピース矯正に「インビザライン」を採用しています。「インビザライン」は、透明で薄く目立ちにくい、ご自身で着脱可能なマウスピース型の矯正装置によって歯並びを整えていくシステムです。
インビザラインは、1998年、米国アライン・テクノロジー社が開発した、新しいタイプの歯科矯正システムです。
マウスピースを取り替えながら歯を移動
インビザラインとは、透明のマウスピース型の装置を用いる矯正治療です。2週間に1回マウスピースを取り替え、徐々に歯を動かしていきます。透明で目立たず、他人に気づかれずに矯正治療を受けられることがもっとも大きなメリットです。
また自分で取り外せるため、食事や歯みがきにも支障がありません。金属の装置を用いる矯正治療と違い、金属アレルギーのリスクもありません。
食事の際には着脱も可能
インビザラインでは、飲食時には、マウスピース(アライナー)を自分で取り外すことができます。
逆に取り外さないと食べかすなどが着いて虫歯や歯周病のもとになってしまったり、アライナー自体が傷んでしまったりする可能性があるため、食事の際は取り外しましょう。
ハミガキの際にも着脱可能
インビザラインでは、ハミガキの際にも、マウスピース(アライナー)を自分で取り外すことができます。
ワイヤーでの矯正治療と違い、矯正装置を外してしっかりハミガキできることも、大きなメリットです。
インビザラインのメリット
目立ちにくい
インビザラインは、透明なので、装着していても目立ちません。装置をつけていることに気づかれにくいため、周囲に気づかれずに歯並びを整えたい方におすすめです。
取り外して食事ができる
インビザラインは、食事の際に取り外すことができるため、矯正装置に食べ物が付着したり挟まったりすることを気にせずに、好きなものを食べて食事を楽しめます。
痛みが少ない
インビザラインは、装着した直後はやや違和感などがあるものの、歯にかかる力が弱いため、ワイヤー矯正よりも違和感や痛みを抑えられます。
虫歯になりづらい
一般的なワイヤー矯正では、虫歯を予防するために装置の周りの歯磨きも十分に行なう必要があります。インビザラインでは、ハミガキはインビザラインを取り外して行なえるため、お口を清潔に保ちやすく、虫歯のリスクを低減できます。
金属アレルギーでも安心
インビザラインは、プラスチック製で金属を一切使用しないため、アレルギー体質で金属ワイヤーを用いた矯正治療が受けられないという方にも安心です。
インビザラインの注意点
毎日決められた時間装着する必要がある
インビザラインでは、毎日決められた時間、しっかり装着しなかった場合、治療計画通りに歯を動かせなくなる可能性があります。
ほかの矯正装置を併用することがある
症例によっては、歯の移動をよりスムーズに行なうために、補助装置を使用することがあります。補助装置には「アタッチメント」や「エラスティック」、「アンカースクリュー」、「セクショナルアーチ」などがあります。
治せないケースもある
症例によっては、インビザラインによる治療が適していない場合もあります。治療できるかどうかを知るためにも、まずは当院までご相談ください。